1. 印象(型)を取る
歯の精密な型を取ります。
2. 石膏を注ぐ
型に石膏を流し込んで歯を模型にします。
3. 模型を作る
作業しやすくするため、取り外しが出来る様模型を加工します。
4. 顎の動きを再現させるため咬合器という物に模型を付けます。
図1:かみ合わせて固定します。
図2:咬合器に取り付けたところです。
図2:咬合器に取り付けたところです。
5. ロウで歯の形を再現します。
図1:横
図2:上
図2:上
図1:横
図2:上
セラミックス(陶材)を盛る為の小さく削ります。
図2:上
セラミックス(陶材)を盛る為の小さく削ります。
6. ロウを金属に置き換えるための湯口を取り付けます。
図1:青色のロウ(湯口)を取り付けます。
図2:円錐台に取り付けます。
図2:円錐台に取り付けます。
7. 埋没する。
6の図2に金属の枠を取り付け耐熱性の石膏を流し込みます。流し込んだ物を高温(900℃)で焼くと中のロウ型が溶けて鋳型が出来上がります。
8. 鋳造する。
図1:遠心鋳造機
図2:鋳型に融かした金属を流し込みます。(約1300℃)
図2:鋳型に融かした金属を流し込みます。(約1300℃)
図3,4:金属の枠から中の石膏を取り出します。
図5:ある程度石膏を取り除いたところです。
図6:ガラスの粉を圧搾空気を一緒に吹き付けて綺麗にします。5で作ったロウ型がほぼそのまま金属に置き換わります。
図6:ガラスの粉を圧搾空気を一緒に吹き付けて綺麗にします。5で作ったロウ型がほぼそのまま金属に置き換わります。
9. 出来た金属を模型に合うように調整します。
図1:実体顕微鏡を使って調整しているところです。
図2:拡大してもピッタリと合っているのが解ると思います。
図2:拡大してもピッタリと合っているのが解ると思います。
10. セラミックス(陶材)の盛り上げ
図1:横
図2:上
粉状のセラミックス(陶材)を水で溶いて盛り上げます。焼くと小さくなるので大きめに盛り上げています。
図2:上
粉状のセラミックス(陶材)を水で溶いて盛り上げます。焼くと小さくなるので大きめに盛り上げています。
11. 焼き固めます(900℃)
図1:焼き固めるための電気炉です。
図2:焼き上がった状態です。
図2:焼き上がった状態です。
12. 形態修正
図1:大きさ高さ等、形を修正し模型に合わせます。
図2,3:最終的な形に整え溝などを入れます。
13. 最終仕上げ
図1,2,3:溶けない程度の高温で焼き表面をツルツルに仕上げます。最後に作業用の取っ手を短く切ってできあがりです。